シューフィッターの靴選び はだし気分で歩こう

【No.12】正しい履き方(かかとをとんとん)

 足が靴とぴったり合って一体になると、きれいな姿勢ではだしで歩くように、長時間安心して歩くことができます。そのための正しい履き方をマスターしましょう。
  基本は、かかとを靴のかかとにぴったり付けることです。足を入れたら、爪先を上にしてかかとをとんとんと打ってください。そして底を地面に着け、靴ひもで甲をしっかり固定します。
 ひも靴なのに一度も緩めたり、締めたりせず、買ったままの状態にしていると、足が靴の中で大きく動きます。それをカバーしようと足は頑張るので、たこやまめができやすく、疲れも早く来るのです。
 足にトラブルがある方には、ひも靴がおすすめ。履くたびに、ひもを調節してくださいね。革靴、運動靴、競技用靴すべてに共通しています。ひも靴以外も「かかとをとんとん」は同じです。


気に入った靴は、小まめに手入れしよう

 大切な革靴を手入れするポイントも知っておきましょう。汚れ落しはブラシが一番。ペースト状の乳化性クリームは、つや出しと保革用で、液状の乳化性クリームはつや出し用です。油性クリームは、つや出しの効果が高く、防水性もあり、皮膜で革を守ります。ただし、クリームは塗りすぎないことが大事です。
 撥水スプレーは靴から約30cm離して吹きかけましょう。汚れの付着を防ぐ効果もあります。靴の裏底部は、古い歯ブラシで丹念に汚れを取り、クリームを付けて磨きます。
 雨などが染みたら、不要の綿ソックスに、小さく切った新聞紙などを詰め、口を縛って靴に挿入します。こうすると水分を吸収し、靴下に色が付きません。また、湿気は下にたまるので、大切な靴は棚の上部に置きましょう。


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