お医者さんはシューフィッター 整形外科医との連携に必要なシューフィッターの知識 橋間 誠

●マラソンの効果

私はホノルルマラソンに4 年前から出ています。2万人から3万人の出場者のほとんどが日本人で、お祭り騒ぎの楽しいフルマラソンです。日頃は、診療の後、iPod を聴きながら私のフィットネススタジオで走っています。長時間、走っていると足のトラブルが出てくるため、走り方だけでなく、自然と靴への意識が高まってきます。どのタイプの靴が自分の走り方に合っているかを考えて毎年、靴選びを楽しんでいます。


ホノルルマラソンスタート地点にて

41歳の時の記録、4時間46分を縮めるには何をしたらいいだろう、という疑問からピラティスのトレーニングを始め、ピラティストレーナーの資格を取りました。コアトレーニングを徹底的に始めた翌年は3時間51分、その次の年は3時間47分と徐々にタイムも良くなってきました。ピラティスを続けると、過酷なフルマラソンもだんだん楽しくなってくるから不思議です。高齢になるまで、フルマラソンを走り続ける事を目標にしています。平成21 年は初めてニューヨークシティマラソンに出場し、ピラティスの本場ニューヨークでピラティスの資格コースも受けてきました。マラソンとピラティスと靴への関心はずっと続きそうです。

橋間 誠(はしま まこと)

医療法人橋間診療所理事長・院長(http://www.move-like-flowing.com/
メディカルフィットネススタジオムーヴ・ライク・フローイング施設長
日本整形外科学会認定医
日本整形外科学会認定スポーツ医
日本医師会健康スポーツ医
ネバダ州立大学公認 ピラティスインストラクター
・1966 年 生まれ
・1991 年 近畿大学医学部卒業
・1997 年 医学博士号取得
・2007 年 医療法人橋間診療所理事長・院長に就任
・2010 年 FHA シューフィッタープライマリーコース認定取得

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